ジャバラの利用用途と特長について
設備などで良く使用される部品としてジャバラがあります。
ジャバラの主な目的は内部の部品の保護です。
例えば移動軸を持つ機械などでは駆動系にボールねじやレールなどが使われています。
駆動系部品はナイーブで、金属粉やごみが付着してしまうと摩耗し、加工精度などに影響が出てしまいます。
このような機械の場合、軸が移動しつつも常に駆動系部品を覆って保護してくれる機構が必要になります。
この要求を満たすのがジャバラです。
例えば折型のタイプですと距離が短くなると折りたたまれて縮み、長くなると伸びてくれるため常に保護することができます。
ただし、何度も伸縮を繰り返すことになりますので、やはり劣化はあります。
定期的に状態を確認して交換するのが良いです。